​kintoneで販売管理システムを作るときの、計画外入出庫の扱い

​kintoneで販売管理システムを作るときの、計画外入出庫の扱い

今回は、kintoneで販売管理システムを作るときの、計画外入出庫について考えてみます。

kintoneで動く販売在庫管理システム「でっちどん」は下記バナーから。

kintoneで動く販売在庫管理システム「でっちどん」

kintoneで販売管理機能を作る際に、在庫管理機能は大切な機能の一つです。

通常業務における在庫の増減は、入荷により在庫が増加、出荷により在庫が減少、という形になります。また、返品の場合は負数で同様に処理されます。

しかし、実業務においてはそれ以外の要素で在庫が増減することもあります。

kintoneにおいても、そういった場合の在庫増減を処理するために、計画外入出庫機能を組み込みます。例えば下図の様なイメージですね。

計画外入出庫アプリ主要項目

計画外入庫、計画外出庫それぞれ下記の様な場合に選択されます。

  • 計画外入庫
    • 棚卸をしたら、理論値よりも実数の方が多かった場合に、システムの在庫を増やす(棚卸差益)
    • 一度研究開発等に払い出したものの戻入。
  • 計画外出庫
    • 棚卸をしたら、理論値よりも実数の方が少なかった場合に、システムの在庫を減らす(棚卸差損)
    • 破損やその他事情による、廃棄処理
    • 研究開発用の払い出し。
    • サンプル品としての払い出し(これは単価0円で出荷する場合の方が多いかもしれません)

kintoneでの組み込みの際のポイントとしては、在庫のロット管理を実施している場合、計画外入庫で新たに生成される在庫のロット番号規則をどうするか。また、その際の在庫評価をどうするか。このあたりを社内ルールとして、きちんと定めておく必要がありますね。

また計画外入出庫は、資産の観点からみても重要な処理ですので、誰もが好き勝手に在庫を増減させられないように、適切なアクセス権限を設ける必要があります。さらに不正防止の観点から、誰がいつなにを操作したかの把握が必要ですが、kintoneであればそのあたりは監査ログでカバーできますね。

今回の記事が参考になれば幸いです。

kintoneで動く販売管理システム「でっちどん」を開発しています。

ご興味があるかたは、下記リンクよりぜひ資料請求、ご相談等お寄せください。

ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707

1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。

2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。

属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。

大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。