出荷管理、入出庫管理等、kintoneにバーコードを組み合わせてシステムを構築したい時があると思います。
弊社でも様々な用途でkintoneにバーコードを組み込んできましたので、それを一度まとめてみようと思いました。何かのお役立ちになれば幸いです。
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以下それぞれの特徴を記載します。
一番シンプルな方法ですね。kintoneのアプリ標準機能には、バーコード、QRコードを読ませる機能はありませんので、読込み機能をJavaScriptで組み込んだり、プラグインを使用することが多いと思います。例えば下記の様なプラグイン等。
この方式は組み込みが簡単なのですが、あくまでバーコードを読み取るのは「カメラ」ですので、1枚1枚読み取るのにそれなりの時間がかかります。コンビニのレジの様に、ピッピッピとリズミカルに読ませなければいけない業務には若干不向きです。
こちらはかなりおすすめの方式です。例えば中国の機器を例に挙げると、下図のような、アンドロイド端末且つスキャン機能が標準でついている機器があります。
UROVO DT40SE
こういった機器であれば、kintoneアプリにバーコード読み取りのプラグインを組み込む必要がありませんし、なにより、レーザーで読み取りますので連続でのバーコードスキャンが可能です。このメーカーのものでなくても、kintoneアプリが動くタイプの機器であれば大抵大丈夫だと思います。
尚、機器的にはバーコードを連続で読み取れますが、画面側もそれに対応する必要があるので、kintoneアプリ側にも多少の工夫が必要です。あと機器が普通のスマートフォンよりちょっと高いです。
この方式の場合、kintoneではテキストかルックアップを設置するだけでよいです。例えば下図の様に、1行テキストを設置します。
あとはハード本体のスキャンボタンをおして、バーコードを読み込むだけで値が代入されます。

また、こういった機器を使用する良い点の一つとして、物理キーボードがある点が挙げられます。
タッチできるとはいえ、液晶画面に表示される数字をタップするのは意外と難しく、物理キーボードが好まれることも多いです。
すでに導入先の工場で、バーコード機器の型番やメーカーが決まっており、且つ、バックエンドをkintoneにしたいというような場合にこの方式をとることも可能です。
下図はキーエンス製のハンディターミナル向けに画面を独自開発。バックエンドはkintoneで動かしている一例の画面です。
こちらは、指定機器をそのまま活用できることがメリットかと思います。例えばキーエンス製のハンディターミナルは読み取り精度が非常に高いので、そのマシンパワーをそのまま活かせます(なお、うろ覚えで恐縮ですが確かキーエンスさんもアンドロイド機器を出していると思うので、機器選定によっては方式2も取れると思います)。
独自開発故に細かい要件にも対応できますが、開発コストは方式1,2に比べて高くなる可能性が高いので、そのシステムの導入による見込める効果が高い場合はこの方式をとるのもよいかもしれません。
動画でも解説しています。よろしければ是非ご覧ください。
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ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707
1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。
2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。
属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。
大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。