今回は、「kintoneで販売管理システムを作るときの通貨と為替計算のポイント」についてお伝えします。
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見積、受注、売上等々、販売管理業務には、さまざまな業務が存在しますが、国際取引も増えている昨今、日本円だけでは、取引が完結しないことも多くあると思います。
取引を正確にデータとして記録するのが販売管理システムの役割の一つですので、kintone上の通貨の取り扱いや、為替計算のポイントを抑えておくことで、よりよい販売管理システムを構築できると思います。
弊社が普段、多通貨対応の販売管理システムをkintone構築するにあたって、気を付けているポイントは3つあります。見積業務を例に詳しく解説します。
1)取引通貨は必ず記録しておく
例えば仕入れがUSD、売上がJPYでお見積もりを作成するとき、日本の企業の場合、仕入れ金額をJPY換算して、日本円で粗利を計算、見積もりの妥当性を判断すると思います。しかし、後からの振り返りのためにも、必ず「仕入れはUSD」という事実をシステムに残しておきましょう。
2)小数点の扱いを明確に定めておく
為替計算を行うと、ほぼ確実に計算結果に小数点が含まれます。小数点何桁で処理するのか、また、処理方法は四捨五入、切り上げ、切り捨てにするのか、等の方針を明確にしておきましょう。迷ったら、社内の財務担当者さんに確認するのが確実です。
3)為替レートの入手ルート、入手方法、タイミングを定義しておく
為替計算に使用するレートについて、
「◯◯サイト」から「月初日」に「財務担当」が、システムに設定する。
というような運用ルールを定義しておくことをお勧めします。
これらのポイントが、皆様の販売管理システムの多通貨対応の一助になれば幸いです。
動画でも解説しています。よろしければ是非ご覧ください。
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ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707
1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。
2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。
属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。
大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。