今回は、kintoneで販売管理システムを作るときの無償出荷の扱いについて考えてみたいと思います。
kintoneで動く販売在庫管理システム「でっちどん」は下記バナーから。
通常の出荷というのは、受注時に単価を取り決めて、その通りの単価で有償出荷する形だと思います。しかし、様々な取引を実施していくなかで、無償で出荷をする局面というのがあるのではないでしょうか。
販売管理システムにおいても、「無償出荷の取引をどのように記録するのか」という点が重要になります。
まず、どういった場合に無償出荷が発生するかですが、次のようことが考えられます。
販売管理システムでの扱いを検討する際に、事前に確認しておくべき事項は、下記のようなことがあります。
上記のような事項を考慮しつつ、会社毎に対応方針は変わってくるかと思いますが、私が考える対応例を下記に挙げます。販売管理システムを導入する際に、下記の考え方を盛り込んでおくことで、その後の業務の変化にも柔軟に対応しやすいと考えます。
対応1)受注画面に「有償・無償」の区分を明確に持たせることで、後々の統計で困らないようにする。
対応2)同様に出荷画面でも「有償・無償」の区分を明確に持たせる。
対応3)出荷という形を取らずに、在庫から無償出荷分を落とすことができるような処理(例えば計画外出庫)を設ける。
対応4)出荷として処理をするか、計画外出庫として処理をするかの明確なルールを定めておく。
kintone特有の注意事項としては、無償の時だけドロップダウンで選択するというような形にしておくと、集計時に空白分が集計されない等の弊害が起こりうるので、必ずどちらかの選択肢が選ばれるようにしておくとよいかもしれません。
無償出荷は、自社の業績統計に関わってくる重要な事項の一つですので、皆様も是非一度考えてみてください。
動画でも解説しています。よろしければ是非ご覧ください。
kintoneで動く販売管理システム「でっちどん」を開発しています。
ご興味があるかたは、下記リンクよりぜひ資料請求、ご相談等お寄せください。
ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707
1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。
2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。
属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。
大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。