今回は、kintoneで販売管理システムを作るときの、データ移行について考えてみます。
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販売管理システム立ち上げ時に関係するデータ移行は、
この辺りになるかと思います。このうち、顧客情報、商品情報等の基本情報は、現存データをそのまま移行すれば良いのでシンプルなのですが、難しいのが、受注、売上等の日々動きがあるデータです。
まず、大枠として考えなければいけないのが、過去データを移行するか、しないか。です。
受注・売り上げを例に挙げると、過去データを移行しない場合、受注情報については、移行時の受注残のみを取り込めば良いですし、売上情報は移行の必要がありませんので、立ち上げ時の業務負荷は低くなります。
しかし、過去データが存在しないので、前年比売上等、過去対比関係の統計が活用できるのは、立ち上げから一年以降となります。
そのため、過去データを丸ごと販売管理システム立ち上げ時に移行する場合もあるのですが、これがなかなか大変です。
軽く思いつく範囲でも、
等の要素を加味して、移行計画を建てる必要があります。
従って、過去データを移行すると決めた場合は、相応の時間とお金をかける前提で、きちんと事前準備をすることが肝要です。
「せっかくだから」、「ついでだから」くらいの感覚で過去データ移行を決定すると、立ち上げ直前にドタバタしてしまいますので、過去データを移行するときは入念な事前準備をして、本番立ち上げに挑みましょう。
kintoneでデータ移行を考えるときも、課題感は上で書いた内容とほぼ同じです。ただ、一つkintoneの良いところをあげるならば、とりあえず過去データは別途アプリを作って、そこに放り込む。過去データ見たいときはそこで見てくださいとする。という方法が取れることです(少々乱暴ではありますが)。
この方法の場合、「せっかくだから過去データも」というご要望に対応しつつ、一番大事なシステム立ち上げに影響が及びにくい形で進めることができます。
動画でも解説しています。よろしければ是非ご覧ください。
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ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707
1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。
2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。
属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。
大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。