今回は、kintoneで販売管理システムを作るときの、売掛金管理について考えてみます。
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売掛金の回収業務の責任部署は会社によって異なるかと思われます。営業担当が回収まで責任を負う組織や、あるいは売掛金の回収は財務に関連する部署の担当が責任を負う組織もあるかもしれません。
今回は、管理責任の所在に関わらず、営業サイドは「売上だけではなく売掛金の回収までを把握・管理する」役割を担っているという視点に立って、販売管理システムでの売掛金管理について考えてみたいと思います。
1)売掛金の把握
まず、営業サイドは担当顧客に対して「売掛金がどれくらいあるのか」ということを把握しておく必要があります。そのため、販売管理システムを構築する際には、営業担当にも売掛金の確認機能を開放しておくことをおすすめします。
2)顧客毎の支払い条件、回収状況の把握
顧客毎に支払い条件が定められているかと思います。販売管理システムにもその条件を反映し、「支払条件通りに顧客からの支払いが行われているか」についても把握できるようにすることが望ましいです。kintoneにおいては顧客アプリに支払い条件を持たせる形になると思います。後々計算で使用することを考えると、数字項目で規則性を持たせるのがよいような気がしますが、日本の場合、月締めの商習慣が強いので、文字列で持たせるパターンがよいかもしれません。持たせる要素は「締めがいつで」「支払いがいつか」の2要素ですね。
3)債権年齢の把握
現在の売掛金の中で、「債権年齢(売上を計上してから、当日迄の未回収期間)」も重要な管理指標の一つです。販売管理システムでどのようにその情報を把握するかも考慮する必要があります。kintoneにおいては、仮に請求書アプリがある場合は、請求書アプリに入金日を設けて、請求日を起算日とした再建年齢を計算するのがよいかと思います。
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
動画でも解説しています。よろしければ是非ご覧ください。
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ノウハウ記事作成者:松村 稔 https://x.com/kai0707
1978年 岐阜生まれ。上海レンユアー代表。
2003年から上海で日系企業向けに業務システムの構築サービスを提供。日本向けにもシステム開発サービスを提供。
属人化を排除しつつ、お客様独自の強みを強化する業務システム構築を得意とする。
大規模な工場系基幹システムから、クラウドを活用した商社向けの販売管理システムまで、幅広い経験を活かして、小規模な会社ながら多数の大手企業のシステム導入に参画。